サイワールドは見事に復活するのか

Threadsのフィードを見ていたら、Cyworldの思い出に関する投稿があった。懐かしくてコメントを残し、復活のニュースも聞いていたので公式ホームページを訪れた。しかし、サービスはまだ準備中で、公式ブログでいくつかのQ&Aを確認できただけだった。いつから利用できるのか見込みがなく、海外ユーザーも利用可能だと言われるものの、それなら「ドートリ(韓国の仮想通貨)」はどうやって入手するのかなど、疑問ばかりだった。

そこで、20年前の思い出話でもしてみようと思う。学年も書けば年齢がバレるので、2000年代前半に大学生だったことだけを明かしておく。高校時代までは、Cyworldではなく、Seeclubで好きなクラシック音楽を聴きながら過ごしていたが、大学生になると、みんながCyworldを始めて、なぜ自分はやらないのかと誘われた。それで結局、登録してミニホームページを開設した。

当時はフィーチャーフォン時代だったので、重要なアナウンスなどはほとんどオンラインコミュニティで行われた。Daum Cafeも当時は非常に活発で、私たちの学科も最初はDaum Cafeに所属していたが、Cyworld内のクラブに移行し、様々なイベントの写真やあらゆるニュースをそこから受け取ることができた。その他にも、クラシック関連や受講している授業関連のクラブにも参加して、活発に活動していた。

ミニホームページも一生懸命に飾り付けした。一番印象的だったのは、アメリカに到着した直後だった。多くの友人や先輩後輩がこっそり掲示板にメッセージを残してくれ、私も尊敬するある教授に英語で無事到着したと挨拶のメッセージを残した。アメリカに来て数日後、知人の図書館カードを借りて近くの図書館に行ってパソコンを使ったのだ。

(その後、そこでCLAMPのWISHという漫画も見つけた)

そして、しばらくしてブログが登場した。ご存知の方も多いと思うが、知らない方もいるだろう。しかし、私は視力が悪いので、可愛らしいミニホームページよりもブログの方が好みだった。だから、これも熱心に運営していた。

しかし、数年後、私とイルチョン（Cyworldの友達）だった人はみんな幽霊になってしまい、その間にCyworldは衰退した。そして、何よりも、ハッキングではないようだが、ある日ログインしてみると、私の実名が全く見知らぬ人の名前に変わっていた。これはおそらく、私が韓国で使っていた電話番号をその人が使うようになって起きたことだと思う。

驚くべきことに、私は今でも自分のCyworldのIDとパスワードを正確に覚えている。だから、準備さえできればいつでもログインできる状態だ。しかし、先ほど言ったように、もう私の実名ではなく、何より衰退してしまい、バックアップするように言われた時にログインしてみると、大切に貯めていた数多くのドートリで買ったアイテム数百個が全く残っていなかったことに大きな失望をした。

ところが……また復活するというニュースが聞こえてきたので、心配と期待が入り混じっている。冒頭でも述べたように、いつサービスが再開するのか見込みはないが、海外ユーザーも利用可能という言及に、藁にもすがる思いで2％の期待をかけている。そもそも既存アカウントが台無しになったので、新しく登録して、新たな気持ちで利用しようと考えている。

しかし、20年前と今は時代が大きく変わっている。私が個人的に期待するレベルに達しなければ、私は潔くCyworldを諦めるだろう。昔のように、Cyworldを使わなければ何もできない時代ではない。既にドゥルミスもあるし、SNSも溢れている。

だから、焦らず落ち着いて待ってみようと思う。開発者の方々は、より安定していて、100％信頼できる形で消費者の方々に近づきたいと思っているだけだろうから、本当にざっくばらんに言って、今年中にはできるだろうというゆったりとした気持ちで待ってみようと思う。

もし正式にサービスが再開され、私も利用できるようになったら、ここに新たな情報を投稿する。